🌈児童養護施設「加茂愛育園」

ホーム🌈児童養護施設「加茂愛育園」

笑顔のある愛育園
子どもたちを大切にし、
いつも子どもたちの声に
耳を傾けよう。

施設の概要

【開設年月日】1949(昭和24)年9月28日
【定   員】30名
【施設の目的】児童養護施設は児童福祉法に定められた児童福祉施設の1つです。児童養護施設には、予測できない災害や事故、親の離婚や病気、また不適切な養育をうけているなど様々な事情により、家族による養育が困難な2歳からおおむね18歳の子どもたちが、協調性や思いやりの心を育みながら、生活しています。


> 詳しくはこちら

養護理念

一人ひとりの命と権利を護り、個性や意向を尊重して成長と発達を育み子ども達の最善の利益の実現をめざす。

養護の方針

〇安心と信頼のある良い生活環境をつくり、将来自立できるよう成長に努める。
〇子どもたちの権利を尊重し、いかなる暴力からも守る。
〇一人ひとりの人間性や精神力などが十分伸びるよう支援する。
〇正しい生活リズム、生活習慣などを身につけ年齢に即した責任感をもつよう支援する。
〇子どもに応じた学力、体力や生活力の習得を支援する。
〇子どもたちの能力や希望を尊重しつつ進路選択をする。

いろいろな生活スタイル

子どもたちが生活する施設にはさまざまな形があります。全員が1つの建物のなかで生活を送るスタイルがまだ多くありますが、1つの建物のなかでも少人数のグループにわかれ(小規模グループケア)、より家庭に近いスタイルで生活をする施設や、建物の構造自体が小グループで生活する「小舎制」の施設が増えてきています。
 また、近年は施設から離れ地域のなかで生活する地域小規模児童養護施設(グループホーム) など、家庭に近い生活環境により生活する形が推進されています。


> 詳しくはこちら

子どもたちの夢を応援します

子どもたちは、それぞれの希望や能力に応じて中学校卒業時に進学や就職などの道を選択します。なかには努力をして大学へ進む子どももいます。
 しかし15歳で就職し自活するには大変厳しい状況にあり、施設ではできるだけ高校や各種専門学校、職業訓練校への進学をサポートし、将来の生活を安定させるために努力しています。
 就職を希望する子どもたちには分園型自活訓練事業など、施設から離れた建物で、地域のなかで生活をしながら、社会人として必要な知識や技術を高められるような援助も行われています。

児童養護施設のみらい

女性の社会進出や少子化問題に対応するため、社会全体で子どもを見守り育てていこうという流れのなか、地域における子育て専門機関として児童養護施設の役割がクローズアップされています。
 地域の子どもを、親が病気などの理由により一時的に預かる子育て支援短期利用事業(ショートステイ、トワイライトステイ)や、ひきこもり・不登校児童に対する援助、児童館の運営など子どもの健全育成をはかる取り組み、さらに児童家庭支援センターを設置して、子育てに関するさまざまな不安や疑問を抱える家族への相談・援助などを実施しています。
 いま、社会的に児童虐待への対応が大きな課題となっています。児童養護施設では、地域の子育て相談などをとおした児童虐待の発見・予防から、虐待を受け施設に入所してきた子どもの心の癒し、家庭復帰をめざした環境の調整、自立に向けた援助からアフターケアまでトータルに児童虐待問題に取り組んでいます。

加茂愛育園パンフレット

ページの先頭へ